学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第10章 ▸ 状況設定 / Q112P117
理由で解く 看護師国試
起立性低血圧による立ちくらみと小脳性運動失調で転倒リスクが高い。日中独居という生活状況も踏まえ、安全な移動手段として車椅子への変更を提案するのが適切。
脊髄小脳変性症では小脳性の運動失調に加え、自律神経障害による起立性低血圧を伴うことがある。Aさんは起き上がって移ろうとした際に立ちくらみを起こして転倒しており、立位・起立動作に伴う転倒リスクが高い。日中は独居で介護者が不在であり、本人も「妻に迷惑はかけられない」と話している。これらを踏まえると、立位動作を伴う移動を減らし転倒を防ぐために、室内移動を車椅子に変更する提案が最も現実的で安全である。食事をベッド上に限定するのはQOLと活動を過度に制限し、妻への移乗介助依頼は妻の就労・本人の意向に反し、立位リハビリは起立性低血圧と失調のある状態では危険である。
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