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理由で解く 看護師国試
慢性的にPaCO2が高いCOPD患者に高濃度酸素を投与すると呼吸抑制が起こり、CO2ナルコーシスをきたす危険がある。
AさんはCOPDでPaCO2 58Torrと慢性的な高二酸化炭素血症がある。このような患者では呼吸中枢が主に低酸素刺激に依存して換気を維持している。高濃度の酸素を投与すると低酸素刺激が失われて換気が抑制され、CO2がさらに貯留してCO2ナルコーシス(高度の高炭酸ガス血症による意識障害・呼吸性アシドーシス)に陥る危険がある。そのため酸素は低流量から慎重に投与し、意識状態・呼吸状態・SpO2やPaCO2を観察する必要がある。貧血・便秘・高血糖も一般的リスクだが、酸素投与中のCOPD患者で最も注意すべきはCO2ナルコーシスである。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 背景 | 慢性高CO2血症(COPD等のⅡ型呼吸不全) |
| 誘因 | 高濃度・高流量の酸素投与 |
| 症状 | 意識障害・自発呼吸低下・呼吸性アシドーシス |
| 対応 | 低流量から投与、意識・呼吸・血液ガスを観察 |
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