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理由で解く 看護師国試
血液透析の導入初期には、急激な溶質除去による血漿浸透圧の低下で脳浮腫を生じ、頭痛・嘔気・けいれんなどをきたす不均衡症候群が起こりやすい。
血液透析は半透膜(ダイアライザー)を介して血液中の老廃物や余分な水分・電解質を除去する治療。導入初期は血中尿素窒素などが急速に除去されて血漿浸透圧が下がる一方、脳内は溶質が残って相対的に高浸透圧となり水が脳へ移動して脳浮腫を生じる。これが不均衡症候群で、頭痛・悪心・嘔吐・けいれんなどが導入初期に出現する。予防には短時間・低効率での緩徐な導入を行う。
| 項目 | 血液透析 | 腹膜透析 |
|---|---|---|
| 主な合併症 | シャントトラブル・血圧低下・不均衡症候群 | 腹膜炎・被囊性腹膜硬化症 |
| 施行場所 | 医療機関(通院) | 在宅(自己管理) |
| 除去膜 | ダイアライザー(人工半透膜) | 自己の腹膜 |
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