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理由で解く 看護師国試
硬化療法は食道壁の静脈瘤内・周囲に硬化剤を注入するため、直後は胸部痛(胸骨後部痛)や発熱などの局所反応に注意する。
食道静脈瘤硬化療法〈EIS〉は、内視鏡下で静脈瘤内または周囲粘膜に硬化剤を注入し、血栓化・線維化により静脈瘤を固める治療である。硬化剤による食道壁の炎症・潰瘍形成が起こるため、施行直後には胸部痛(胸骨後部の痛み)や嚥下時痛、発熱が生じやすく、強い胸部痛は食道潰瘍・穿孔や縦隔炎など重篤な合併症の徴候でもあるため、直後の観察項目として最も重要である。下血は消化管出血の指標として経過観察は必要だが、治療「直後」に最初に現れる注意症状としては胸部痛が優先される。血小板15万/μL・PT85%と止血能は保たれており出血傾向は目立たず、手指の振戦はアルコール離脱症状の観察項目で治療合併症ではない。
| 治療 | 方法 | 主な合併症 |
|---|---|---|
| 硬化療法〈EIS〉 | 静脈瘤内・周囲に硬化剤を注入 | 胸部痛・発熱・食道潰瘍・穿孔・縦隔炎 |
| 結紮術〈EVL〉 | 静脈瘤をOリングで結紮 | 結紮部潰瘍からの再出血・嚥下違和感 |
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