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理由で解く 看護師国試
肺気腫〈COPD〉は肺胞破壊と気道の閉塞・過膨張により呼気の排出が障害される閉塞性換気障害。進行すると換気不全でPaCO2が上昇(Ⅱ型呼吸不全)する。
肺気腫は肺胞壁の破壊と気道の虚脱により息を「吐く」のが困難になる閉塞性換気障害で、事例のように頻呼吸(34/分)や口唇チアノーゼ(低酸素)がみられる。病状が進行すると肺胞での換気が不十分となり二酸化炭素が排出できず、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉が上昇するため選択肢4が正しい。1回換気量はむしろ低下し、呼吸は浅く速くなる。呼気が妨げられて空気がたまる(エアトラッピング)病態なので、口すぼめ呼吸などで「呼気」をゆっくり促すのが効果的であり吸気を促すのは誤り。チアノーゼが出ている低酸素状態であり、SpO2は上昇ではなく低下している。
| 指標 | 変化 |
|---|---|
| 1回換気量 | 低下(浅く速い呼吸) |
| PaCO2 | 上昇(CO2貯留) |
| PaO2・SpO2 | 低下(低酸素・チアノーゼ) |
| 有効な呼吸法 | 口すぼめ呼吸で呼気を促す |
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