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理由で解く 看護師国試
肥厚性幽門狭窄症の閉塞部位は胆管開口部(Vater乳頭)より口側の幽門にあるため、吐物に胆汁を含まない非胆汁性の噴水状嘔吐となる。
肥厚性幽門狭窄症は幽門筋の肥厚により胃内容が十二指腸へ通過できなくなる疾患で、閉塞部は総胆管が開口するVater乳頭よりも口側にある。そのため吐物には胆汁(緑色)が混じらず、白色〜乳汁様の非胆汁性嘔吐となり、事例でも「吐物は白色」と噴水状嘔吐が記載されている。反復する嘔吐で水分と胃酸〈HCl〉を喪失し、事例の大泉門陥凹・ツルゴール低下・排尿なし・低Cl(86)・低K(3.4)は中等度以上の脱水と低クロール性代謝性アルカローシスを示す。
| 吐物の性状 | 推定される閉塞部位 | 代表疾患 |
|---|---|---|
| 非胆汁性(白色・乳汁様) | Vater乳頭より口側(幽門) | 肥厚性幽門狭窄症 |
| 胆汁性(緑色) | Vater乳頭より肛門側(十二指腸以遠) | 腸回転異常・中腸軸捻転・十二指腸閉鎖 |
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