学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第5章 ▸ 状況設定 / Q110P091
理由で解く 看護師国試
脈拍40/分の徐脈で房室ブロックが疑われるため、まず非侵襲的で迅速な12誘導心電図で伝導障害を確認する。
事例では脈拍40/分の徐脈があり、めまい・息苦しさから完全房室ブロックが疑われている。房室ブロックの診断はP波とQRS波の関係(P波とQRSが無関係に出現する房室解離)を確認することが基本で、これを最も簡便・迅速・非侵襲的にとらえられるのが12誘導心電図である。したがって優先される検査は12誘導心電図検査。心臓超音波は心機能・器質的評価、心臓カテーテルは侵襲的な血行動態・冠動脈評価であり、いずれも不整脈の一次診断には優先されない。運動負荷は徐脈・失神リスクのある本例では危険を伴い不適切。
| 検査 | 侵襲性 | 主な評価対象 |
|---|---|---|
| 12誘導心電図 | 非侵襲 | 不整脈・伝導障害・虚血 |
| 心臓超音波 | 非侵襲 | 心機能・弁・壁運動 |
| 運動負荷心電図 | 非侵襲(負荷あり) | 労作性虚血・運動耐容能 |
| 心臓カテーテル | 侵襲的 | 冠動脈・血行動態 |
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