学習トップ理由で解く 看護師国試第8章 ▸ 状況設定 / Q110A106

理由で解く 看護師国試

Q110A106 母性看護学

出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問106
問題
Aさん(30歳、初妊婦)は、夫(32歳、会社員)と2人暮らし。身長は160cm、非妊時体重60kgである。妊娠8週の妊婦健康診査を受診し順調な経過と診断された。嘔吐はないが、時々嘔気があると訴え、対処法について質問があった。
Aさんへの説明で適切なのはどれか。
選択肢
1 「空腹を避けましょう」
2 「塩味を濃くしましょう」
3 「規則正しく3食摂りましょう」
4 「市販の調理済みの食品は控えましょう」
解答
正解1(「空腹を避けましょう」)
解説

つわり(嘔気)は空腹時に増強しやすい。少量頻回の食事で空腹を避けることが基本的な対処法。

Aさんは妊娠8週で、つわりの時期(嘔気)にあたる。つわりの嘔気は血糖低下や胃内の空虚により空腹時に強まりやすいため、少量頻回に食べて空腹の時間をつくらないことが有効である。この時期は無理に3食にこだわらず、食べられるものを食べられるときに摂ればよい。塩分を濃くする指導は妊娠高血圧などの観点からも不適切。市販の調理済み食品を一律に控える必要はなく、つわり時は調理の負担を避け食べやすいものを選ぶことも許容される。

✓ 1. 正しい
「空腹を避けましょう」
空腹で嘔気が増強するため、少量頻回で空腹を避けるのはつわり対処の基本
✗ 2. 誤り
「塩味を濃くしましょう」
塩分過多は望ましくなく、味の濃さは嘔気軽減の根拠にもならない
✗ 3. 誤り
「規則正しく3食摂りましょう」
つわり時は無理な3食より、食べられるときに少量頻回で摂るのがよい
✗ 4. 誤り
「市販の調理済みの食品は控えましょう」
一律に控える必要はなく、調理負担を減らす選択も許容される
ポイント
  • つわりの嘔気は空腹時に増強→少量頻回で空腹を避ける
  • 食べられるものを食べられるときに(この時期は栄養バランスより摂取を優先)
  • 水分摂取と脱水予防に留意
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 看護師国試
App Store入手