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理由で解く 看護師国試
認知症の人が新しい環境に戸惑うのは自然な反応。本人の好みや馴染みの活動を尊重し、安心して過ごせる環境を整えることが適応を助け、家族の不安軽減にもつながる。
Aさんはアルツハイマー型認知症(MMSE18点、中等度)で、環境の変化に適応しづらく、初日に施設内を歩き回るのは見当識の低下や不安の表れである。認知症ケアの基本は、本人が安心できる環境を整え、その人らしさ(好きなこと・馴染みのこと)を大切にすることである。妻の不安に対しては、本人が好きなことをして過ごせるよう支援するという方針を伝えることで、本人の適応と家族の安心の双方に配慮できる。行動制限や家族への依存を強める対応は不適切である。通所介護は他の利用者と関わる場でもあるが、にぎやかな場所が苦手なAさんには本人のペースに合わせ、無理のない範囲で交流を促す。
| 対応 | 適否と理由 |
|---|---|
| 好きなことをして過ごせるよう支援 | ○ 本人の安心と適応を促す |
| ドアに施錠 | × 行動制限・尊厳の侵害 |
| 妻が毎回付き添う | × 介護負担軽減の目的に反する |
| 1人で居てもらう | × 孤立させ不穏・徘徊を助長 |
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