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理由で解く 看護師国試

Q109P020 基礎看護学

出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問20
問題
入浴の温熱作用はどれか。
選択肢
1 筋緊張が増す。
2 末梢血管が拡張する。
3 慢性疼痛が増強する。
4 循環血液量が減少する。
解答
正解2(末梢血管が拡張する。)
解説

入浴の温熱作用は末梢血管を拡張させ、血行促進・筋緊張緩和・疼痛緩和をもたらす。

温熱刺激により皮膚・末梢の血管が拡張して血流が増加し、全身の血行が促進される。これに伴い筋緊張はゆるみ、慢性疼痛は緩和されやすくなる。温水に浸かることで静脈還流が促され循環血液量はむしろ増加傾向となる。したがって温熱作用にあたるのは「末梢血管が拡張する」である。

✗ 1. 誤り
筋緊張が増す。
温熱作用では筋はむしろ弛緩する
✓ 2. 正しい
末梢血管が拡張する。
温熱による血管拡張・血行促進で正しい
✗ 3. 誤り
慢性疼痛が増強する。
温熱は血行促進で疼痛を緩和する
✗ 4. 誤り
循環血液量が減少する。
静脈還流が促され増加傾向
ポイント
  • 温熱作用=血管拡張・血行促進・筋弛緩・疼痛緩和
  • 入浴には温熱・静水圧・浮力の3作用
比較表
入浴の3つの作用
作用主な効果
温熱作用末梢血管拡張・血行促進・筋弛緩・疼痛緩和
静水圧作用静脈還流促進・利尿
浮力作用体重が軽くなり関節・筋の負担軽減
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