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理由で解く 看護師国試
加齢で肝血流量が低下すると肝での代謝(初回通過効果)が減り、血中の薬物濃度が上がって薬効が増大しやすい。高齢者で薬物が効きすぎる主因の一つ。
加齢に伴い肝血流量・肝代謝能が低下すると、薬物の分解・初回通過効果が減少して血中濃度が上昇し、薬効が増大(作用・副作用が強く出やすく)する。血中蛋白(アルブミン)が低下すると蛋白と結合しない遊離型薬物が増えて薬効はむしろ増大する。腎血流量の低下では薬物排泄が遅れて体内に蓄積し、これも薬効は増大する。消化機能の低下では吸収はむしろ遅延・低下する傾向で、単純に薬効が増大するとはいえない。したがって正しい組合せは『肝血流量の低下―薬効の増大』である。
| 身体変化 | 薬物動態の過程 | 薬効への影響 |
|---|---|---|
| 肝血流量・代謝低下 | 代謝(初回通過効果) | 増大 |
| 血中アルブミン低下 | 分布(蛋白結合) | 増大(遊離型増加) |
| 腎血流量低下 | 排泄 | 増大(蓄積) |
| 消化機能低下 | 吸収 | 低下・遅延しやすい |
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