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理由で解く 看護師国試

爪の中央が陥凹しスプーン状になる匙状爪は鉄欠乏性貧血の代表的所見である。
写真は爪甲の中央部が陥凹し周縁が反り上がった匙状爪(スプーン爪、koilonychia)を示している。これは鉄欠乏性貧血の代表的な身体所見で、鉄不足により爪の角化・形成が障害されて生じる。ビタミンB12・葉酸の欠乏は巨赤芽球性貧血を、ビタミンCの欠乏は壊血病をきたすが、いずれも匙状爪の原因とはならない。したがって欠乏している栄養素は鉄である。
| 欠乏栄養素 | 貧血の種類・特徴所見 |
|---|---|
| 鉄 | 鉄欠乏性貧血・匙状爪 |
| ビタミンB12 | 巨赤芽球性貧血・ハンター舌炎・神経症状 |
| 葉酸 | 巨赤芽球性貧血 |
| ビタミンC | 壊血病・出血傾向 |
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