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理由で解く 看護師国試

Q109A005 人体の構造と機能

出典:第109回看護師国家試験(2020)午前 問5
問題
第二次性徴の発現に関与するホルモンはどれか。
選択肢
1 抗利尿ホルモン〈ADH〉
2 黄体形成ホルモン〈LH〉
3 副甲状腺ホルモン〈PTH〉
4 甲状腺刺激ホルモン〈TSH〉
解答
正解2(黄体形成ホルモン〈LH〉)
解説

黄体形成ホルモン〈LH〉は性腺を刺激して性ホルモン分泌を促し、第二次性徴の発現に関与する。

思春期には下垂体前葉から性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)である黄体形成ホルモン〈LH〉と卵胞刺激ホルモン〈FSH〉の分泌が高まる。LHは精巣でのテストステロン分泌や卵巣での性ホルモン分泌を促し、これらの性ホルモンが第二次性徴(体毛・乳房発育・声変わりなど)を発現させる。ADH(水再吸収)、PTH(カルシウム調節)、TSH(甲状腺刺激)は性徴に直接関与しない。

✗ 1. 誤り
抗利尿ホルモン〈ADH〉
腎での水再吸収を促し体液量を調節する。性徴とは無関係
✓ 2. 正しい
黄体形成ホルモン〈LH〉
性腺を刺激し性ホルモン分泌を促して第二次性徴に関与
✗ 3. 誤り
副甲状腺ホルモン〈PTH〉
血中カルシウム濃度を上昇させる。性徴とは無関係
✗ 4. 誤り
甲状腺刺激ホルモン〈TSH〉
甲状腺ホルモン分泌を促す。性徴とは直接無関係
ポイント
  • 第二次性徴=性腺刺激ホルモン(LH・FSH)と性ホルモンが関与
  • LHは下垂体前葉から分泌
  • ADH・PTH・TSHは性徴に関与しない
比較表
主なホルモンの働き
ホルモン主な作用
黄体形成ホルモン〈LH〉性腺刺激・性ホルモン分泌促進
抗利尿ホルモン〈ADH〉腎での水再吸収促進
副甲状腺ホルモン〈PTH〉血中Ca濃度上昇
甲状腺刺激ホルモン〈TSH〉甲状腺ホルモン分泌促進
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