学習トップ理由で解く 看護師国試第5章 ▸ 一般 / Q108P044

理由で解く 看護師国試

Q108P044 成人看護学

出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問44
問題
経皮的腎生検を受ける患者への説明で適切なのはどれか。
選択肢
1 検査中の体位は仰臥位とする。
2 穿刺時にくり返し深呼吸をする。
3 検査後はベッド上安静とする。
4 検査後2日間は禁食にする。
解答
正解3(検査後はベッド上安静とする。)
解説

経皮的腎生検後は出血予防のため、圧迫止床上安静を保つ(当日は仰臥位安静が原則)。

腎は血流が豊富で穿刺後に出血しやすいため、経皮的腎生検後は穿刺部を圧迫し、数時間〜当日はベッド上安静(仰臥位安静)を保って出血・血尿を予防することが重要である。検査は背側からの穿刺のため体位は腹臥位で行い、仰臥位ではない。穿刺時は腎の動きを止めるため息を止める(呼吸停止)よう指示し、繰り返す深呼吸は腎を動かして危険である。腎生検は消化管の処置ではないため禁食は不要である。

✗ 1. 誤り
検査中の体位は仰臥位とする。
背側から穿刺するため体位は腹臥位で行う
✗ 2. 誤り
穿刺時にくり返し深呼吸をする。
腎が動き損傷の危険がある。穿刺時は息を止める
✓ 3. 正しい
検査後はベッド上安静とする。
出血予防のため床上安静を保つのが適切
✗ 4. 誤り
検査後2日間は禁食にする。
腎生検に消化管の絶食は不要
ポイント
  • 腎は血流豊富→検査後は圧迫・床上安静で出血予防
  • 検査体位は腹臥位(背側から穿刺)
  • 穿刺時は息を止める(呼吸停止)
  • 検査後は血尿・バイタルを観察
比較表
経皮的腎生検の看護のポイント
場面対応理由
検査体位腹臥位背側から穿刺するため
穿刺時の呼吸息を止める腎の動きを止め損傷防止
検査後圧迫・床上安静出血・血尿の予防
観察血尿・バイタルサイン後出血の早期発見
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