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理由で解く 看護師国試

Q108P021 基礎看護学

出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問21
問題
中心静脈から投与しなければならないのはどれか。
選択肢
1 脂肪乳剤
2 生理食塩液
3 5%ブドウ糖液
4 高カロリー輸液
解答
正解4(高カロリー輸液)
解説

高カロリー輸液は高浸透圧のため、血流量の多い中心静脈から投与する必要がある。

高カロリー輸液(TPN製剤)は高濃度の糖・アミノ酸を含み浸透圧が非常に高いため、末梢静脈に投与すると血管炎・静脈炎・血栓を起こす。血流量が多く速やかに希釈される中心静脈(上大静脈)から投与する。生理食塩液・5%ブドウ糖液は等〜低浸透圧で末梢から投与可能、脂肪乳剤は等張に近く末梢投与できる。

✗ 1. 誤り
脂肪乳剤
浸透圧は血漿に近く末梢静脈から投与できる
✗ 2. 誤り
生理食塩液
等張液で末梢静脈から投与できる
✗ 3. 誤り
5%ブドウ糖液
ほぼ等張で末梢静脈から投与できる
✓ 4. 正しい
高カロリー輸液
高浸透圧のため中心静脈から投与しなければならない
ポイント
  • 高カロリー輸液=高浸透圧→中心静脈(上大静脈)へ
  • 末梢投与すると静脈炎・血栓のリスク
比較表
輸液と投与経路
輸液浸透圧投与経路
高カロリー輸液高い中心静脈
脂肪乳剤血漿に近い末梢可
生理食塩液等張末梢可
5%ブドウ糖液ほぼ等張末梢可
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