学習トップ理由で解く 看護師国試第5章 ▸ 必修 / Q108P013

理由で解く 看護師国試

Q108P013 成人看護学

出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問13
問題
最も緊急性の高い不整脈はどれか。
選択肢
1 心房細動
2 心室細動
3 心房性期外収縮
4 Ⅰ度房室ブロック
解答
正解2(心室細動)
解説

心室細動は心臓のポンプ機能が失われ、直ちに心停止に至る致死性不整脈である。

心室細動〈VF〉は心室が無秩序に痙攣し、有効な拍出ができないため実質的に心停止(無脈)となる。数分で不可逆的脳障害・死に至るため、直ちに胸骨圧迫と電気的除細動が必要な最も緊急性の高い不整脈である。他の選択肢は直ちに致死的とはならない。

✗ 1. 誤り
心房細動
脳塞栓のリスクはあるが直ちに致死的ではない
✓ 2. 正しい
心室細動
無脈・心停止状態で最も緊急性が高く、除細動を要する
✗ 3. 誤り
心房性期外収縮
健常者にもみられ、通常は治療不要の良性不整脈
✗ 4. 誤り
Ⅰ度房室ブロック
PQ延長のみで無症状のことが多く緊急性は低い
ポイント
  • 心室細動=実質的心停止、直ちに除細動〈AED〉と胸骨圧迫
  • 致死性不整脈は心室細動・無脈性心室頻拍
比較表
不整脈の緊急度
不整脈緊急度特徴
心室細動最高無脈・心停止、要除細動
心房細動心内血栓・脳塞栓のリスク
心房性期外収縮良性、多くは治療不要
Ⅰ度房室ブロックPQ延長のみ、無症状が多い
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