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理由で解く 看護師国試

Q108A066 老年看護学

出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問66
問題
入院患者のせん妄に対する予防的介入で適切なのはどれか。
選択肢
1 可能な限り離床を促す。
2 昼間は部屋を薄暗くする。
3 家族や知人の面会は必要最低限にする。
4 夕方に短時間の睡眠をとることを勧める。
解答
正解1(可能な限り離床を促す。)
解説

せん妄予防には、離床・活動の促進、昼夜のメリハリ、なじみの人との交流、良好な睡眠リズムの確保が有効。

せん妄の予防には、日中の離床・活動を促して生活リズムと見当識を保つことが有効であり、正解は1。昼間は明るく夜間は暗くして昼夜のメリハリをつけることが重要で、昼間に薄暗くするのは逆効果(2は誤)。家族や知人など「なじみの人」との面会・交流は安心感を与え見当識を保つのに有効なため、最低限にするのは不適切(3は誤)。夕方の睡眠は夜間の睡眠を妨げ睡眠覚醒リズムを乱すため避けるべき(4は誤)。

✓ 1. 正しい
可能な限り離床を促す。
正。日中の活動・離床は生活リズムと見当識を保ち、せん妄を予防する。
✗ 2. 誤り
昼間は部屋を薄暗くする。
誤。昼は明るく夜は暗くして昼夜のリズムを整えるのが適切。
✗ 3. 誤り
家族や知人の面会は必要最低限にする。
誤。なじみの人との交流は安心感と見当識維持に有効。
✗ 4. 誤り
夕方に短時間の睡眠をとることを勧める。
誤。夕方の睡眠は夜間睡眠を妨げリズムを乱す。
ポイント
  • せん妄予防=離床・日中活動の促進
  • 昼は明るく夜は暗く(昼夜のメリハリ)
  • なじみの人との交流・見慣れた環境で見当識を保つ
比較表
せん妄の予防的ケアと誘発因子
予防に有効誘発・悪化させる
日中の離床・活動終日臥床・不動
昼は明るく夜は暗く昼間の暗環境・夜間の照明
なじみの人との交流・時計や日付の提示面会制限・感覚遮断
夜間のまとまった睡眠夕方の仮眠・睡眠リズムの乱れ
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