学習トップ理由で解く 看護師国試第5章 ▸ 一般 / Q108A049

理由で解く 看護師国試

Q108A049 成人看護学

出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問49
問題
Crohn〈クローン〉病の患者の食事指導で適切なのはどれか。
選択肢
1 「食物繊維を多く含む食事にしましょう」
2 「蛋白質の多い食事にしましょう」
3 「脂肪分の多い食事にしましょう」
4 「炭水化物を控えましょう」
解答
正解2(「蛋白質の多い食事にしましょう」)
解説

Crohn病では低脂肪・低残渣(低食物繊維)・高蛋白・高エネルギーの食事が基本である。

Crohn病は消化管の慢性炎症性疾患で、栄養障害や低蛋白をきたしやすい。食事療法の基本は、腸管への刺激・負担を減らすための低脂肪・低残渣(食物繊維を控える)と、栄養状態を保つための高蛋白・高エネルギーである。したがって「蛋白質の多い食事」が適切。食物繊維や脂肪分を多くすると腸管刺激・症状増悪を招き、炭水化物はエネルギー源として必要なため一律に控えるのは不適切。

✗ 1. 誤り
「食物繊維を多く含む食事にしましょう」
低残渣が基本で、食物繊維は腸管刺激となるため控える
✓ 2. 正しい
「蛋白質の多い食事にしましょう」
低栄養・低蛋白を補い組織修復に必要な高蛋白食が適切
✗ 3. 誤り
「脂肪分の多い食事にしましょう」
脂肪は下痢や炎症を助長するため低脂肪とする
✗ 4. 誤り
「炭水化物を控えましょう」
炭水化物は重要なエネルギー源で一律制限は不適切
ポイント
  • Crohn病=低脂肪・低残渣・高蛋白・高エネルギー
  • 食物繊維は腸管刺激となり控える
  • 栄養障害を防ぐため十分なエネルギー確保
比較表
Crohn病の食事療法
栄養素方針
脂肪制限(低脂肪)
食物繊維(残渣)制限(低残渣)
蛋白質十分に摂取(高蛋白)
エネルギー十分に確保(高エネルギー)
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 看護師国試
App Store入手