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理由で解く 看護師国試

成人で数年かけて進む顔貌の粗大化(鼻・口唇・眉弓・下顎の肥大)は、成長ホルモン過剰による先端巨大症の徴候である。
図は同一人物の顔貌を「10年前」と「現在」で比較したもので、現在では鼻が大きくなり、口唇が厚く肥厚し、眉弓(前頭部)が前方に突出し、下顎が前下方へ突出して顔全体が粗大化している。これは成長ホルモンの持続的な過剰分泌による先端巨大症(末端肥大症)の典型的な顔貌変化である。骨端線が閉鎖した成人では、成長ホルモン過剰により身長は伸びず、手足の末端や顔面の骨・軟部組織が肥大し、指輪や靴のサイズが合わなくなる、顔つきが変わるといった徐々に進行する変化を生じる。原因の多くは下垂体前葉の成長ホルモン産生腫瘍である。したがって、この顔貌変化を引き起こしたホルモンは成長ホルモンであり、正答は1となる。
| ホルモン | 過剰による所見 |
|---|---|
| 成長ホルモン | 先端巨大症(眉弓突出・下顎前突・末端肥大) |
| 副腎皮質ホルモン | Cushing症候群(満月様顔貌・中心性肥満) |
| 甲状腺ホルモン | 眼球突出(Basedow病)・頻脈・体重減少 |
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