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理由で解く 看護師国試

Q108A030 疾病の成り立ちと回復の促進

出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問30
問題
低血糖時の症状はどれか。
選択肢
1 発疹
2 徐脈
3 冷汗
4 多幸感
解答
正解3(冷汗)
解説

低血糖では交感神経刺激症状として冷汗・動悸・頻脈・手指振戦・空腹感が現れる。冷汗が該当する。

血糖が低下すると、まず交感神経(アドレナリン)系が反応し、冷汗・動悸・頻脈・手指振戦・不安・空腹感などの警告症状が出現する。さらに血糖が低下すると中枢神経のブドウ糖不足による症状(頭痛・集中力低下・意識障害・けいれん・昏睡)が加わる。よって選択肢では『冷汗』が正しい。頻脈が起こるため徐脈は誤り、発疹や多幸感は低血糖の典型症状ではない。

✗ 1. 誤り
発疹
アレルギー等でみられるが低血糖の症状ではない
✗ 2. 誤り
徐脈
交感神経刺激により頻脈となるため徐脈は誤り
✓ 3. 正しい
冷汗
交感神経刺激による代表的な低血糖の警告症状
✗ 4. 誤り
多幸感
低血糖では不安・イライラが生じることはあるが多幸感は典型的でない
ポイント
  • 低血糖の初期=交感神経症状(冷汗・動悸・頻脈・振戦・空腹感)
  • 進行すると中枢神経症状(意識障害・けいれん)
  • 対応は速やかな糖分補給(経口ブドウ糖など)
比較表
低血糖症状の段階
段階主な症状
交感神経症状(軽度)冷汗・動悸・頻脈・手指振戦・空腹感・不安
中枢神経症状(進行)頭痛・集中力低下・意識障害・けいれん・昏睡
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