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理由で解く 看護師国試

Q107P065 在宅看護論

出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問65
問題
Aさん(70歳、男性)。1人暮らし。脳出血の手術後、回復期リハビリテーション病棟に入院中である。神経因性膀胱のため、膀胱留置カテーテルを挿入している。要介護2で、退院後は看護小規模多機能型居宅介護を利用する予定である。退院後にAさんが行う膀胱留置カテーテルの管理で適切なのはどれか。
選択肢
1 蓄尿バッグに遮光カバーをかぶせる。
2 カテーテルは大腿の内側に固定する。
3 外出前に蓄尿バッグの尿を廃棄する。
4 カテーテルと蓄尿バッグの接続は外さない。
解答
正解3(外出前に蓄尿バッグの尿を廃棄する。)
解説

外出前に蓄尿バッグの尿を廃棄しておくと、逆流を防ぎバッグを空にして活動しやすくなるため、自己管理として適切である。

膀胱留置カテーテルの在宅管理では、蓄尿バッグは常に膀胱より低い位置に保ち、尿の逆流を防ぐ。外出前にバッグの尿を廃棄しておけば、尿の逆流リスクを下げ、バッグが膨らんで動きにくくなるのを避けられるため適切な行動である。尿は遮光の必要がなく遮光カバーは不要。男性ではカテーテルによる尿道損傷を防ぐため下腹部に固定するのが基本で、大腿内側固定は適切でない。閉鎖式を保つ原則は正しいが、外出時に下肢固定型バッグへ交換するなど接続を外す場面もあり、自己管理指導として最も適切なのは尿の廃棄である。

✗ 1. 誤り
蓄尿バッグに遮光カバーをかぶせる。
尿は遮光の必要がなく、遮光カバーは不要
✗ 2. 誤り
カテーテルは大腿の内側に固定する。
男性は尿道損傷防止のため下腹部に固定するのが基本
✓ 3. 正しい
外出前に蓄尿バッグの尿を廃棄する。
逆流防止と活動性の確保のため適切な自己管理行動
✗ 4. 誤り
カテーテルと蓄尿バッグの接続は外さない。
閉鎖式維持は原則正しいが、外出用バッグへの交換等で外す場面もあり、本問の最適解は尿の廃棄
ポイント
  • 蓄尿バッグは膀胱より低く保ち逆流を防ぐ
  • 男性のカテーテル固定は下腹部(尿道損傷防止)
  • 外出前は尿を廃棄してバッグを空にする
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