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理由で解く 看護師国試

Q107P066 看護の統合と実践

出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問66
問題
A病院の組織図を図に示す。医療安全管理を担う部門が、組織横断的な活動をするのに適切な位置はどれか。
図
選択肢
1 1
2 2
3 3
4 4
解答
正解2(2)
解説

医療安全管理部門は最高責任者に直属し、どのライン部門にも属さないスタッフ位置(②)に置くと、組織全体を横断して活動できる。

図は病院の組織図で、①が最上位(院長・トップ)、②が①に横線で直結しつつどの縦ライン系列にも属さない側方の位置、③と④はトップ配下の各ライン部門やその下層に組み込まれた位置を示す。医療安全管理部門は特定の診療科・部署に偏らず、全部門を横断して指導・調整・監査を行う必要がある。そのためには最高責任者(トップ)に直属してトップの権限を背景に活動でき、かつ個々のライン部門から独立している位置が最適である。②はまさにトップ直属のスタッフ位置で、いずれのライン系列にも属さないため組織横断的な活動に適する。①はトップそのものであり部門を置く位置ではなく、③はライン部門の一つ、④はさらにその下層に埋め込まれた位置で、いずれも特定の縦系列に縛られ全部門横断には不向きである。よって適切な位置は②。

✗ 1. 誤り
1
最上位(トップ)の位置:組織の頂点である院長等そのものの箱であり、一部門を置く位置ではない
✓ 2. 正しい
2
トップ直属のスタッフ(横付け)位置:①に直結しつつどのラインにも属さず、全部門へ独立して横断的に働きかけられる位置
✗ 3. 誤り
3
ライン部門(トップ配下の一部門)の位置:特定の縦系列に組み込まれ、さらに下位部門を従えるためほかの部門を横断できない
✗ 4. 誤り
4
ライン組織の下層(末端側)の位置:中央部門のさらに下に置かれ、組織全体を横断する権限も独立性もない
ポイント
  • 医療安全管理部門は全部門に横断的に関与する
  • 特定ラインに従属せずトップ(院長)直属に配置
  • スタッフ部門として独立した立場で組織全体に関与
比較表
組織構造の考え方
区分内容
ライン部門指揮命令系統に沿った実務部門(診療科・看護部等)
スタッフ部門トップ直属で全部門を横断的に支援(医療安全・感染管理等)
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