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理由で解く 看護師国試

Q107P047 成人看護学

出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問47
問題
緑内障と診断された患者への説明で適切なのはどれか。
選択肢
1 「治療すれば視野障害は改善します」
2 「水晶体の代謝が低下して起こる病気です」
3 「自覚症状がなくても進行しやすい病気です」
4 「眼瞼のマッサージが眼圧降下に効果的です」
解答
正解3(「自覚症状がなくても進行しやすい病気です」)
解説

緑内障は自覚症状に乏しいまま視野障害が進行するため、無症状でも治療継続が必要である。

緑内障は眼圧上昇などにより視神経が障害され、視野が周辺から徐々に欠けていく疾患である。慢性(開放隅角)緑内障では初期は自覚症状がほとんどなく、気づかぬうちに進行するため「自覚症状がなくても進行しやすい」という説明が適切。いったん障害された視神経・視野は治療しても回復せず、治療目的は進行の抑制(眼圧下降)である。水晶体の代謝低下で混濁するのは白内障。眼瞼マッサージに眼圧を下げる効果はない。

✗ 1. 誤り
「治療すれば視野障害は改善します」
障害された視野は回復せず、治療は進行抑制が目的
✗ 2. 誤り
「水晶体の代謝が低下して起こる病気です」
これは白内障の説明で緑内障ではない
✓ 3. 正しい
「自覚症状がなくても進行しやすい病気です」
「自覚症状がなくても進行しやすい病気です」:慢性緑内障の特徴を正しく説明している
✗ 4. 誤り
「眼瞼のマッサージが眼圧降下に効果的です」
「眼瞼のマッサージが眼圧降下に効果的です」:マッサージに眼圧下降効果はなく、点眼などの治療が基本
ポイント
  • 緑内障=視神経障害で視野が欠ける
  • 初期は無症状で進行、視野障害は不可逆
  • 治療目的は眼圧下降による進行抑制
比較表
緑内障と白内障の違い
疾患障害部位視力・視野
緑内障視神経(眼圧など)視野が欠ける・不可逆
白内障水晶体の混濁かすみ・視力低下・手術で改善
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