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理由で解く 看護師国試
抗ヒスタミン薬の抗コリン作用で口腔乾燥(唾液減少)が生じ、咀嚼して食塊を形成する準備期が障害される。
Aさんは老人性皮膚搔痒症に対し抗ヒスタミン内服薬を処方されている。抗ヒスタミン薬は抗コリン作用により唾液分泌を抑制し、口腔乾燥を起こしやすい。摂食・嚥下は先行期(認知)→準備期(咀嚼・食塊形成)→口腔期(咽頭への送り込み)→咽頭期(嚥下反射)→食道期に分けられる。準備期は食物を咀嚼し、唾液と混ぜて飲み込みやすい食塊をつくる段階である。唾液が減ると食塊形成が困難になり「食べにくい」と感じる。したがって障害されているのは準備期である。
| 段階 | 主な働き |
|---|---|
| 先行期 | 食物を視覚・嗅覚で認識し口へ運ぶ |
| 準備期 | 咀嚼し唾液と混ぜて食塊を形成 |
| 口腔期 | 食塊を舌で咽頭へ送り込む |
| 咽頭期 | 嚥下反射で咽頭から食道へ |
| 食道期 | 蠕動運動で食塊を胃へ運ぶ |
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