学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第6章 ▸ 状況設定 / Q107A110
理由で解く 看護師国試
Aさんは手指の動きに問題がなく自己注射は継続可能だが、視力低下で単位設定を誤る(量が多い日がある)ことが課題。長女が単位(量)を一緒に確認することで、本人の自立を保ちつつ安全に注射できる。
Aさんは末梢神経障害がなく手指の動きにも問題がないため、注射手技そのものは自分で継続できる。問題は視力低下によりダイアル(単位設定)の目盛りが読みにくく、インスリン量を誤ることである。したがって長女の支援は、本人ができる手技は本人に任せつつ、間違えやすい『量(単位)の確認』を一緒に行う形が、自立の維持と安全確保を両立でき最も適切。血糖測定を長女が代行する(2)のは、本人ができることまで奪い自立を損なう。針をつけたままにする(3)は感染・液漏れ・空気混入のリスクがあり不適切(使用毎に新しい針へ交換する)。注射部位を上腕にする(4)は自己注射には向かない。自己注射では自分で手が届き、皮下をつまんで打ちやすい腹部を選ぶのが原則で、上腕は自分では手が届きにくく片手操作になりやすい(他者が注射する場合は上腕も用いる)。同じ場所を続けて使わず、少しずつずらして打つ。
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