学習トップ理由で解く 看護師国試第9章 ▸ 一般 / Q107A057

理由で解く 看護師国試

Q107A057 精神看護学

出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問57
問題
大震災の2日後、避難所にいる成人への心理的援助で適切なのはどれか。
選択肢
1 宗教の多様性への配慮は後で行う。
2 会話が途切れないように話しかける。
3 確証がなくても安全であると保証する。
4 ストレス反応に関する情報提供を行う。
解答
正解4(ストレス反応に関する情報提供を行う。)
解説

急性期の心理的援助では、災害後に生じる正常なストレス反応について情報提供し、被災者が自分の反応を理解できるよう支える。

災害直後(急性期)の心理的支援はサイコロジカル・ファーストエイド〈PFA〉の考え方に基づき、安全・安心の確保と正確な情報提供を行う。被災者に生じる不眠・過覚醒・不安などは異常な事態に対する正常な反応であり、その情報を提供することで被災者は自分の状態を理解し安心につながる。宗教・文化への配慮は最初から尊重すべきで後回しにしない。無理に話させたり、根拠のない安全の保証をすることは信頼を損ない不適切である。

✗ 1. 誤り
宗教の多様性への配慮は後で行う。
文化・宗教の多様性への配慮は当初から尊重すべきで、後回しにしない
✗ 2. 誤り
会話が途切れないように話しかける。
無理に話させると負担になる。傾聴し本人のペースを尊重する
✗ 3. 誤り
確証がなくても安全であると保証する。
根拠のない保証は信頼を損なう。正確な情報提供が原則
✓ 4. 正しい
ストレス反応に関する情報提供を行う。
災害後の反応は正常であることを伝え、被災者の理解と安心を支える
ポイント
  • 急性期はPFA(安全・安心・情報提供)
  • ストレス反応は正常な反応と伝える
  • 無理に話させない・根拠なき保証をしない
  • 文化・宗教への配慮は当初から
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