学習トップ理由で解く 看護師国試第4章 ▸ 必修 / Q107A021

理由で解く 看護師国試

Q107A021 基礎看護学

出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問21
問題
経腸栄養剤の副作用(有害事象)はどれか。
選択肢
1 咳嗽
2 脱毛
3 下痢
4 血尿
解答
正解3(下痢)
解説

経腸栄養剤で最も多い有害事象は下痢である。

経腸栄養では、栄養剤の浸透圧が高い、注入速度が速い、温度が低い、細菌汚染などの要因により消化管が刺激され、下痢が最も高頻度の有害事象として生じる。対策として注入速度を遅くする、栄養剤を常温に近づける、清潔操作を徹底するなどを行う。咳嗽(誤嚥がなければ)・脱毛・血尿は経腸栄養剤に直接特徴的な副作用ではない。

✗ 1. 誤り
咳嗽
経腸栄養剤自体の副作用ではない(誤嚥時に生じうるが直接の有害事象ではない)
✗ 2. 誤り
脱毛
経腸栄養剤の副作用として特徴的ではない
✓ 3. 正しい
下痢
高浸透圧・急速注入・細菌汚染などで生じる最も多い有害事象
✗ 4. 誤り
血尿
経腸栄養剤の副作用としては生じない
ポイント
  • 経腸栄養の代表的合併症=下痢
  • 原因:高浸透圧・急速注入・低温・細菌汚染
  • 対策:注入速度を遅く・常温に・清潔操作
比較表
経腸栄養の主な合併症と対策
合併症主な原因対策
下痢高浸透圧・急速注入・汚染速度を遅く・清潔操作
誤嚥性肺炎逆流・注入中の臥位上体を挙上して注入
高血糖糖質の急速投与血糖モニタリング
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 看護師国試
App Store入手