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理由で解く 看護師国試

Q107A011 人体の構造と機能

出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問11
問題
肝臓の機能で正しいのはどれか。
選択肢
1 胆汁の貯蔵
2 脂肪の吸収
3 ホルモンの代謝
4 血漿蛋白質の分解
解答
正解3(ホルモンの代謝)
解説

肝臓はホルモンをはじめ多くの物質を代謝・不活化する。胆汁は貯蔵ではなく生成し、血漿蛋白は合成する。

肝臓は代謝の中心臓器で、ホルモン(エストロゲンやアルドステロンなど)の代謝・不活化を行う。胆汁は肝臓で生成され、貯蔵・濃縮するのは胆嚢。脂肪の吸収は小腸で行われる(肝臓は胆汁分泌で脂肪の消化を助けるが吸収の場ではない)。アルブミンなどの血漿蛋白は肝臓で合成されるのであって分解ではない。

✗ 1. 誤り
胆汁の貯蔵
胆汁を生成するのは肝臓だが、貯蔵・濃縮するのは胆嚢
✗ 2. 誤り
脂肪の吸収
脂肪の吸収は小腸で行われる
✓ 3. 正しい
ホルモンの代謝
肝臓はホルモンの代謝・不活化を行う
✗ 4. 誤り
血漿蛋白質の分解
肝臓はアルブミン等の血漿蛋白を合成する臓器で、分解ではない
ポイント
  • 肝臓=ホルモン代謝・解毒・血漿蛋白合成・胆汁生成
  • 胆汁の貯蔵・濃縮は胆嚢
  • 血漿蛋白は肝臓で合成
比較表
肝臓の主な機能
機能内容
代謝・解毒ホルモン・薬物・アンモニアの代謝や不活化
合成アルブミンなど血漿蛋白・凝固因子の合成
胆汁生成胆汁を産生(貯蔵は胆嚢)
貯蔵グリコーゲン・ビタミンの貯蔵
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