学習トップ理由で解く 看護師国試第5章 ▸ 一般 / Q106P083

理由で解く 看護師国試

Q106P083 成人看護学

出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問83
問題
開放性損傷はどれか。2つ選べ。
選択肢
1 切創
2 打撲傷
3 擦過創
4 皮下出血
5 内臓損傷
解答
正解1(切創)、3(擦過創)
解説

開放性損傷は皮膚・粘膜の連続性が断たれ体表と交通する損傷。切創・擦過創が該当し、打撲傷・皮下出血・内臓損傷は皮膚が保たれる非開放性(閉鎖性)損傷。

創傷は、皮膚(体表)の連続性が破綻して外界と交通する開放性損傷(創)と、皮膚は保たれたまま内部が損傷する非開放性(閉鎖性)損傷(傷)に大別される。切創は刃物などで皮膚が切れた開放創、擦過創は擦れて表皮がむけた開放創であり、いずれも体表面が破れて出血や感染のリスクがある。一方、打撲傷・皮下出血は皮膚が破れず内部が損傷した状態、内臓損傷も体表が開放していなければ非開放性損傷であり、これらは閉鎖性損傷に分類される。

✓ 1. 正しい
切創
刃物などで皮膚が切れ体表と交通する開放性損傷
✗ 2. 誤り
打撲傷
鈍的外力で皮膚は保たれ内部が損傷する非開放性損傷
✓ 3. 正しい
擦過創
擦れて表皮が剥離した開放性損傷
✗ 4. 誤り
皮下出血
皮膚の連続性は保たれ皮下に出血した非開放性損傷
✗ 5. 誤り
内臓損傷
体表が破れていなければ皮膚に覆われた非開放性損傷
ポイント
  • 開放性損傷=皮膚が破れ外界と交通(切創・擦過創・裂創・刺創など)
  • 非開放性(閉鎖性)損傷=皮膚は保たれる(打撲・皮下出血・捻挫・内臓損傷)
  • 開放創は出血・感染リスクが高い
比較表
開放性損傷と非開放性損傷
区分
開放性損傷(創)切創・擦過創・刺創・裂創・割創
非開放性損傷(傷)打撲傷・皮下出血・捻挫・(体表閉鎖の)内臓損傷
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 看護師国試
App Store入手