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理由で解く 看護師国試
GERDは下部食道括約筋の弛緩による胃酸逆流が原因で、治療の第一選択はPPI。長期の逆流でできるBarrett上皮は腺癌の発生母地となる。
胃食道逆流症〈GERD〉は、下部食道括約筋〈LES〉の一過性弛緩や機能低下により胃内容が食道へ逆流し、胸やけや呑酸を来す。治療では胃酸分泌を強力に抑えるプロトンポンプ阻害薬〈PPI〉が第一選択となる。持続する逆流で食道の重層扁平上皮が円柱上皮に置き換わったものがBarrett上皮で、食道腺癌の発生リスクが高く経過観察を要する。逆流により生じるのは扁平上皮化生ではなく円柱上皮化生であり、原因は上部ではなく下部食道括約筋の弛緩、また内視鏡所見(食道炎の程度)と自覚症状の強さは必ずしも一致しない。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原因 | 下部食道括約筋の弛緩による胃酸逆流 |
| 主症状 | 胸やけ・呑酸 |
| 第一選択治療 | プロトンポンプ阻害薬〈PPI〉 |
| 合併・変化 | Barrett上皮(円柱上皮化生)→食道腺癌リスク |
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