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理由で解く 看護師国試

Q106P058 健康支援と社会保障制度

出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問58
問題
地域包括ケアシステムについて正しいのはどれか。
選択肢
1 都道府県を単位として構築することが想定されている。
2 75歳以上の人口が急増する地域に重点が置かれている。
3 本人・家族の在宅生活の選択と心構えが前提条件とされている。
4 地域特性にかかわらず同じサービスが受けられることを目指している。
解答
正解3(本人・家族の在宅生活の選択と心構えが前提条件とされている。)
解説

地域包括ケアシステムは、本人・家族が在宅生活を選択・心構えすることを前提に、住み慣れた地域で医療・介護・予防・住まい・生活支援を一体的に提供する仕組み。

地域包括ケアシステムは、団塊の世代が75歳以上となる2025年を見据え、重度の要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられるよう、医療・介護・介護予防・住まい・生活支援を一体的に提供する体制である。その土台(前提)として、本人・家族が在宅生活を選択し、それに対する心構えをもつことが位置づけられている。構築単位はおおむね30分以内に必要なサービスが提供される日常生活圏域(中学校区程度)であり、地域特性に応じて自治体・地域が主体的につくり上げる点が特徴である。

✗ 1. 誤り
都道府県を単位として構築することが想定されている。
単位は日常生活圏域(おおむね中学校区、30分圏内)であり市町村・地域が主体。都道府県単位ではない
✗ 2. 誤り
75歳以上の人口が急増する地域に重点が置かれている。
都市部・地方など地域差が大きく、地域の実情に応じて構築する。特定地域への重点化ではない
✓ 3. 正しい
本人・家族の在宅生活の選択と心構えが前提条件とされている。
本人・家族の在宅生活の選択と心構えが前提条件:システムの前提(土台)として明確に位置づけられている
✗ 4. 誤り
地域特性にかかわらず同じサービスが受けられることを目指している。
むしろ地域特性に応じて自治体が主体的につくり上げるもので、画一化は目指していない
ポイント
  • 2025年(団塊世代が75歳)を見据えた仕組み
  • 医療・介護・予防・住まい・生活支援の一体的提供
  • 単位は日常生活圏域(中学校区・30分圏内)
  • 本人・家族の選択と心構えが前提
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