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理由で解く 看護師国試
上肢を90度以上外転して固定すると腕神経叢が過度に伸展・牽引され、腕神経叢麻痺を生じる。
腕神経叢は頸部から腋窩を通り上肢に至る神経の束で、上肢を90度以上外転・過伸展した体位で固定すると神経が過度に牽引・伸展され麻痺を起こす。手術中は麻酔で患者が肢位の異常を訴えられないため、上肢は体側に沿わせるか外転を90度以内に留めて固定する。なお上腕外側の持続的圧迫は橈骨神経麻痺、肘関節内側の圧迫は尺骨神経麻痺の原因となり、これらは腕神経叢麻痺とは区別される。
| 障害される神経 | 主な原因 | 症状 |
|---|---|---|
| 腕神経叢 | 上肢90度以上の外転・過伸展 | 上肢の麻痺・しびれ |
| 橈骨神経 | 上腕外側の圧迫 | 下垂手 |
| 尺骨神経 | 肘部内側の圧迫 | 鷲手・小指側のしびれ |
| 腓骨神経 | 腓骨頭の圧迫 | 下垂足 |
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