学習トップ理由で解く 解剖学第10章 ▸ G. 頭蓋骨 / Q0844

理由で解く 解剖学

Q0844 運動器系

出典:鍼灸 第23回(2015) 問題17
問題
頭蓋骨で2個あるのはどれか。
選択肢
1 篩 骨
2 鋤 骨
3 鼻 骨
4 舌 骨
解答
正解3(鼻 骨)
解説
✗ 1. 誤り
篩 骨
篩骨は鼻腔と眼窩・頭蓋底の間にまたがる正中に1個ある無対の骨で、篩骨洞をもつ含気骨。嗅神経が篩板の小孔を貫く。
✗ 2. 誤り
鋤 骨
鋤骨は鼻中隔の後下部を構成する正中の無対の骨で1個。鋤(すき)の刃のような薄い骨板が鼻腔を左右に分ける。
✓ 3. 正しい
鼻 骨
鼻骨は鼻根部(メガネがあたる部分)をつくる長方形の小さな扁平骨で左右1対、計2個ある。上は前頭骨、外側は上顎骨と接する。
✗ 4. 誤り
舌 骨
舌骨は正中に1個ある無対の馬蹄形の骨で、下顎骨とともに他の骨と直接連結しない特殊な骨。舌筋や舌骨筋群の付着部となる。
ポイント
  • 頭蓋骨の無対(1個)は前頭骨・後頭骨・篩骨・蝶形骨・鋤骨・下顎骨・舌骨。鼻骨は有対(左右1対)で2個。
  • 覚え方のコツ: 「中央1個、顔面・側頭は対」。鼻骨は「鼻の根元の左右」で対を意識。
  • 関連知識: 頭蓋は15種23個。脳頭蓋は無対4+有対2計6種8個、顔面頭蓋は無対3+有対6計9種15個。
  • よくある間違い: 「鼻=正中=1個」と思い込み、篩骨・鋤骨と混同する。鼻骨は左右に分かれる。
  • 臨床応用: 鼻骨骨折は顔面外傷で最多。外鼻の変形・鼻出血・閉塞をきたす。
比較表
無対/有対
前頭骨 無対 1
頭頂骨 有対 2
側頭骨 有対 2
後頭骨 無対 1
篩骨 無対 1
蝶形骨 無対 1
鼻骨 有対 2
鋤骨 無対 1
下顎骨 無対 1
舌骨 無対 1
解説画像
鍼灸 第23回(2015) 問題17|頭蓋骨で2個あるのはどれか。 解説図
鍼灸 第23回(2015) 問題17|頭蓋骨で2個あるのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 解剖学
App Store入手