
この図の解説
軟骨内骨化(軟骨の原型が骨に置き換わる様式)を①〜⑥の6段階で示した図です。①硝子軟骨で骨の原型ができ、②骨幹部の軟骨膜細胞が骨芽細胞となり骨のサヤができ内部が石灰化して一次骨化点となる、③骨膜から血管が侵入し原始髄腔ができる、④原始髄腔が拡大し一次髄腔に、⑤骨端に二次骨化点が生じる、⑥二つの骨化点に挟まれた軟骨が骨端軟骨(成長板)として残り骨が伸びる、という順を追います。この様式でできた骨を置換骨といいます。
学習の要点
- 覚え方のコツ:軟骨内骨化=『軟骨のひな型を骨に置き換える』。だからできた骨は置換骨。大半の骨がこの様式。
- 重要な用語:一次骨化点(骨幹)と二次骨化点(骨端)の2つ。両者に挟まれて残る軟骨が骨端軟骨(骨端線)で、ここで骨が長軸方向に成長する。
- 関連知識:成長期が終わると骨端軟骨は骨化して骨端線となり、身長の伸びが止まる。
- よくある間違い:一次骨化点は骨幹の中央、二次骨化点は骨端に出現する。順序(一次が先、二次が後)を混同しない。
- 図の見どころ:③以降、骨膜から侵入した血管(赤・青)が髄腔を形成していく過程が描かれている。
比較表
確認問題(その場で確認・記録には残りません)
軟骨内骨化でできた骨を何と呼ぶか。
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答え: 置換骨。大半の骨がこの様式でできる。
一次骨化点と二次骨化点はそれぞれどこに出現し、どちらが先か。
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答え: 一次骨化点は骨幹(中央)に先に、二次骨化点は骨端に後から出現する。
骨が長軸方向に伸びるのはどこか。また成長期後はどうなるか。
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答え: 一次骨化点と二次骨化点に挟まれて残る骨端軟骨(成長板)で伸びる。成長期が終わると骨化して骨端線となり、伸びが止まる。
※ 確認問題はその場の理解確認用で、復習スケジュール(FSRS)には記録されません。