学習トップ理由で解く 解剖学第9章 ▸ A. 視覚器 / Q0708

理由で解く 解剖学

Q0708 感覚器系

出典:あマ指 第24回(2016) 問題26
問題
眼球で最も前方に位置するのはどれか。
選択肢
1 虹彩
2 硝子体
3 水晶体
4 前眼房
解答
正解4(前眼房)
解説
✗ 1. 誤り
虹彩
虹彩は前眼房の後方、水晶体の前面にあり、前眼房と後眼房の境をなす。前眼房よりも後方に位置するため、最も前方ではない。
✗ 2. 誤り
硝子体
硝子体は水晶体と網膜の間を満たすゼリー状の物質で、眼球の後3/5を占め最後方の空間を形成する。前方ではなく後方に位置する。
✗ 3. 誤り
水晶体
水晶体は虹彩の後方、硝子体の前方にある両面凸のレンズで、眼球内部の中程に位置する。前眼房よりは後方にあり最前方ではない。
✓ 4. 正しい
前眼房
前眼房は角膜と虹彩の間の空間で、眼房水に満たされる眼球内の最前方の空間である。前方から順に「角膜→前眼房→虹彩→後眼房→水晶体→硝子体→網膜」と並び、この4選択肢中では前眼房が最も前方に位置する。隅角にあるシュレム管を通じて眼房水が排出される場で、深さは緑内障のリスク評価にも用いられる。
ポイント
  • 前眼房は角膜と虹彩の間の空間で、眼球内部の最も前方に位置する。
  • 覚え方のコツ: 光路の順に「角膜→前眼房→虹彩→後眼房→水晶体→硝子体→網膜」と並べる。
  • 関連知識: 前眼房深度は緑内障リスク指標で、浅前眼房では散瞳薬投与後に急性閉塞隅角緑内障の危険がある。
  • よくある間違い: 虹彩を最前方と誤答しやすいが、虹彩の前に前眼房が存在する。
  • 臨床応用: 前房出血(外傷後)や前房蓄膿(眼内炎)は前眼房内の所見で、スリットランプ検査で直接観察できる。
解説画像
あマ指 第24回(2016) 問題26|眼球で最も前方に位置するのはどれか。 解説図
あマ指 第24回(2016) 問題26|眼球で最も前方に位置するのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 解剖学
App Store入手