学習トップ理由で解く 解剖学第4章 ▸ B. 口腔(歯・舌・唾液腺) / Q0271

理由で解く 解剖学

Q0271 消化器系

出典:あマ指 第22回(2014) 問題24
問題
乳歯の数はどれか。
選択肢
1 10 本
2 16 本
3 20 本
4 32 本
解答
正解3(20 本)
解説
✗ 1. 誤り
10 本
10本では乳歯として数が不足する。片顎で10本(5本×2側)なら半数だが、乳歯は上下顎合わせて20本が完全な数であるため、10本は乳歯の総数としては誤りである。
✗ 2. 誤り
16 本
16本は乳歯の数にも永久歯の数にも該当しない。乳歯は20本、永久歯は32本(第3大臼歯=知歯を含む)であり、どちらにも16本という区切りはない。
✓ 3. 正しい
20 本
乳歯は生後7ヶ月頃から萌出し始め、生後2~3歳で20本がそろう。内訳は片顎で乳中切歯・乳側切歯・乳犬歯・第1乳臼歯・第2乳臼歯の5種類×左右2側=10本、上下顎合わせて20本となる。乳歯列には大臼歯に相当する歯はなく、7歳頃から脱落が始まり永久歯に置き換わる。第1大臼歯(6歳臼歯)は乳歯が脱落した位置ではなく、乳歯列の後方に6歳頃新たに萌出する。本肢の20本が正解である。
✗ 4. 誤り
32 本
32本は永久歯の総数である。永久歯は片顎16本×2で32本、内訳は切歯2・犬歯1・小臼歯2・大臼歯3(第3大臼歯=知歯含む)の8本×4顎=32本。乳歯と永久歯の取り違えが頻出であり、20本(乳歯)と32本(永久歯)を対で記憶する。
ポイント
  • 乳歯は20本(片顎10本×2)、永久歯は32本(片顎16本×2)。生え変わりは7歳頃から始まり20歳前後で知歯が萌出して完成する。
  • 覚え方のコツ: 乳歯=20(2×10)、永久歯=32(2×16)。乳歯には大臼歯がなく、大臼歯3本は永久歯列で新規に生える。
  • 関連知識: 乳歯の歯式(片顎)は乳中切歯・乳側切歯・乳犬歯・第1乳臼歯・第2乳臼歯の5本。永久歯は切歯2・犬歯1・小臼歯2・大臼歯3の8本/片顎。
  • よくある間違い: 乳歯32本・永久歯20本と逆転/第3大臼歯(知歯)を永久歯の数に含めない。
  • 臨床応用: 第3大臼歯(知歯)は埋伏・異常萌出が多く、咬合や歯列不整の原因となる。乳歯早期脱落は永久歯の位置異常を招く。
比較表
歯列 総数 内訳(片顎) 萌出時期
乳歯 20本 乳中切歯・乳側切歯・乳犬歯・第1乳臼歯・第2乳臼歯(5本×2側=10本) 生後7ヶ月〜2・3歳
永久歯 32本 中切歯・側切歯・犬歯・第1小臼歯・第2小臼歯・第1大臼歯・第2大臼歯・第3大臼歯(8本×2側=16本) 6歳(第1大臼歯)〜20歳前後(知歯)
解説画像
あマ指 第22回(2014) 問題24|乳歯の数はどれか。 解説図
あマ指 第22回(2014) 問題24|乳歯の数はどれか。
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