学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §33 足関節外側靱帯損傷の固定 / QJ34A037
理由で解く 柔道整復師
正しいのは3です。腓骨筋群(長腓骨筋・短腓骨筋)は足部を外がえしする筋で、内がえしストレスに対する動的なブレーキとして働くため、後療法の柱になります。
足関節外側靱帯は前距腓靱帯・踵腓靱帯・後距腓靱帯からなり、内がえし+底屈の強制で前距腓靱帯から損傷されます。固定期間は損傷の程度で決まり、I度(伸張・微小損傷)は数日〜1週の局所安静やテーピング、II度(部分断裂)は約2〜3週、III度(完全断裂)は約4〜6週が目安です。固定中も足趾の自動運動や大腿四頭筋の等尺性収縮など、固定部位以外の運動は早期から行い、腫脹の軽減と筋萎縮・拘縮の予防を図ります。固定除去後は、ゴムバンドを用いた外がえし抵抗運動で腓骨筋群を強化し、片脚立位やバランスボードによる固有受容感覚訓練を組み合わせます。この2つが慢性足関節不安定症と再受傷の予防に直結します。
| 損傷度 | 病態 | 不安定性 | 固定期間の目安 |
|---|---|---|---|
| I度 | 靱帯の伸張・微小損傷 | なし | 数日〜1週(テーピング等) |
| II度 | 部分断裂 | 軽度〜中等度 | 約2〜3週 |
| III度 | 完全断裂 | 著明 | 約4〜6週 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。