学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §30 下腿三頭筋肉ばなれの診察 / QJ34A034
理由で解く 柔道整復師
下腿三頭筋は足関節の底屈筋なので、疼痛誘発テストでは足底部に手を当てて底屈方向に抵抗を加える。
腓腹筋とヒラメ筋からなる下腿三頭筋はアキレス腱を介して踵骨隆起に停止し、足関節を底屈させる。筋の損傷を確かめるには、その筋を働かせて痛みが出るかをみればよい。抵抗は筋の作用を邪魔する向き、つまり底屈を止める位置にかけるので、手を当てるのは足底部となる。この状態で等尺性に底屈させ、腓腹筋内側頭の遠位から筋腱移行部にかけて痛みが再現されれば損傷を示唆する。抵抗運動は損傷部を強く働かせるため、急性期は力の強さと回数を控えめにし、疼痛が強い場合は無理に行わず、圧痛・伸張時痛・陥凹の触知など負担の少ない所見から評価を進める。
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