学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §11 コーレス(Colles)骨折の診察および整復 / QJ34A011
理由で解く 柔道整復師
コーレス骨折の整復で助手が担うのは対抗牽引であり、術者の末梢牽引に対して前腕が動揺しないよう確実に保持することです。正しいのは2です。
整復は、まず遠位骨片の嵌入を解くために十分な牽引を効かせることから始まります。このとき助手は肘関節を屈曲させた状態で上腕遠位部を把持し、術者の牽引と釣り合う対抗牽引をつくります。助手側が動いてしまうと牽引力が骨折部まで伝わらず、嵌入が解けないまま骨片を動かすことになり、整復位が得られないうえ軟部組織や関節面を痛めます。一方で、遠位骨片の背屈を一時的に強めて嵌入を解く操作や、骨折端を直接圧迫して整復位に導く操作は、骨片の動きを手で感じ取りながら行う術者の手技です。「助手は支える、術者は動かす」と役割を分けて覚えると、この種の設問で迷いません。
| 担当 | 行うこと |
|---|---|
| 助手 | 上腕遠位部を把持して対抗牽引を保持し、前腕を動揺させない |
| 術者 | 末梢牽引で嵌入を解き、遠位骨片の背屈増強・骨折端の圧迫で整復位へ導く |
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