学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §11 コーレス(Colles)骨折の診察および整復 / QJ34A010
理由で解く 柔道整復師
コーレス骨折では橈骨遠位端が背側かつ橈側へ転位するため、正面から見ると手が橈側へずれた銃剣状変形を呈します。正しいのは3です。
コーレス骨折は手を伸ばしてついたとき、手関節背屈位で橈骨遠位端に生じる骨折で、遠位骨片が背側・橈側へ転位し短縮します。この転位のため、側面から見ると手関節部が段をつくるフォーク状変形、正面から見ると銃剣(着剣した小銃)のように手が橈側へ折れ曲がった銃剣状変形が現れます。橈骨が背側へ移動して短縮する結果、尺骨頭は相対的に掌側〜尺側へ突出して見えます。変形の名前を丸暗記するのではなく、「遠位骨片がどちらへ転位したか」から外観を導く習慣をつけると、掌側転位のスミス骨折(スコップ状変形)との取り違えがなくなります。
| 項目 | コーレス骨折 | スミス骨折 |
|---|---|---|
| 受傷肢位 | 手関節背屈位で手をつく | 手関節掌屈位で手背をつく など |
| 遠位骨片の転位 | 背側・橈側 | 掌側 |
| 側面の外観 | フォーク状変形 | スコップ(庭シャベル)状変形 |
| 正面の外観 | 銃剣状変形(手は橈側偏位) | 橈側偏位は目立ちにくい |
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