学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 一般臨床医学 ▸ §3 診察各論 視診 / QJ33P026
理由で解く 柔道整復師
JCS 10は「刺激すると覚醒するII桁」のうち最も軽い段階で、普通の呼びかけで容易に開眼する状態を指す。
Japan Coma Scale(3-3-9度方式)は覚醒の程度で大きく3群に分ける。刺激しなくても覚醒しているI桁(1・2・3)、刺激すると覚醒するII桁(10・20・30)、刺激しても覚醒しないIII桁(100・200・300)である。各桁の中では数字が大きいほど重症で、桁が上がるほど重症という構造をつかめば選択肢の振り分けは難しくない。数字が大きいほど重症という点は、点数が低いほど重症のGCSと逆なので混同しないこと。意識障害を認めたら、まず気道・呼吸・循環を確認し、経時的に評価を記録して救急要請する。
| 桁 | スコア | 状態 |
|---|---|---|
| I(刺激しなくても覚醒) | 1 | だいたい意識清明だが、いま一つはっきりしない |
| I | 2 | 見当識障害がある |
| I | 3 | 自分の名前、生年月日が言えない |
| II(刺激すると覚醒) | 10 | 普通の呼びかけで容易に開眼する |
| II | 20 | 大きな声または体を揺さぶることにより開眼する |
| II | 30 | 痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すと、かろうじて開眼する |
| III(刺激しても覚醒しない) | 100 | 痛み刺激に対し、払いのけるような動作をする |
| III | 200 | 痛み刺激で少し手足を動かしたり、顔をしかめる |
| III | 300 | 痛み刺激に反応しない |
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