学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 一般臨床医学 ▸ §3 診察各論 視診 / QJ33P025
理由で解く 柔道整復師
破傷風では全身の強直性けいれんによって体幹が弓なりに反り返る後弓反張がみられる。組合せとして正しいのは2。
姿勢の異常は「どこが障害されたか」で決まるので、原因とセットで整理すると得点源になる。破傷風菌が産生するテタノスパスミンは抑制性介在ニューロンからのグリシン・GABA放出を遮断するため、筋収縮を止められなくなる。相対的に強い伸筋が優位となり、背中が反り返る後弓反張(オピストトーヌス)が生じる。開口障害(牙関緊急)や痙笑が先行することが多く、創傷の既往と合わせて疑い、ただちに医療機関へつなぐ。
| 姿勢・肢位 | 代表的な原因 |
|---|---|
| 後弓反張 | 破傷風、重症の髄膜炎・脳炎 |
| 前傾前屈姿勢 | パーキンソン病 |
| ウェルニッケ・マン肢位(上肢屈曲・下肢伸展) | 脳血管障害後の痙性片麻痺 |
| 脊柱後弯(円背) | 骨粗鬆症による椎体圧迫骨折、加齢 |
| 前かがみ(胸膝位) | 急性膵炎などの腹腔内の激痛 |
| 項部硬直・頭部後屈 | 髄膜炎 |
| 起坐位(起坐呼吸) | 左心不全、気管支喘息発作 |
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