学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §12 神経 / QJ33A086
理由で解く 柔道整復師
立ち直り反射は中脳を中枢とする姿勢反射で、脳幹を介する。残る3つはいずれも脊髄が中枢の反射である。
反射は「中枢がどこにあるか」で整理すると確実に解ける。脊髄が中枢のもの(伸張反射、屈曲反射、筋性防御、排尿・排便反射など)、延髄が中枢のもの(唾液分泌、嘔吐、咳、呼吸・循環の調節)、中脳が中枢のもの(対光反射、立ち直り反射)という具合である。立ち直り反射は、体が傾いたときに前庭器・頸部の固有感覚・視覚からの情報を手がかりに、まず頭部を空間で正しい向きへ戻し、続いて体幹を頭部に対して正しい向きへ戻す反応をいう。中脳より上を切除した動物では現れるが、中脳を含めて切除すると消失することから、中枢は中脳(=脳幹の一部)とされる。
| 反射 | 中枢 | 内容 |
|---|---|---|
| 伸張反射 | 脊髄 | 筋紡錘の伸展→同名筋の収縮(単シナプス) |
| 屈曲反射 | 脊髄 | 侵害刺激からの逃避(多シナプス) |
| 筋性防御 | 脊髄 | 内臓の痛み→腹壁筋の反射性収縮 |
| 緊張性頸反射・緊張性迷路反射 | 延髄 | 頭位に応じた四肢の筋緊張の変化 |
| 立ち直り反射 | 中脳 | 頭部・体幹を正しい位置へ戻す |
| 対光反射 | 中脳 | 光刺激による瞳孔の縮小 |
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