学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §13 第5中手骨頸部骨折の固定 / QJ33A013
理由で解く 柔道整復師
中手骨骨折で機能に響くのは回旋転位。爪面の向きを隣の指と比べるのが確認の基本で、3が正しい。
わずかな回旋のずれでも、指を屈曲したときに指同士が重なって握りの邪魔になる。そこで整復後も固定中も、伸展位で爪面(爪甲)の向きが隣接指とそろっているか、屈曲位で指が重ならず一点に向かって収束するかを見る。一方、屈曲(背側凸)方向の変形は第5手根中手関節の可動性が代償するため、およそ30〜40度までなら機能障害や疼痛を残しにくいとされる。整復はMP関節90度屈曲位で基節骨を介して骨頭を押し上げる方法をとり、骨頭を引っ張る操作は行わない。
| 転位の種類 | 許容度 | 確認の方法 |
|---|---|---|
| 回旋転位 | 許容されない | 爪面の向きを隣接指と比較、屈曲時の指の重なり |
| 屈曲(背側凸)転位 | 軽度なら許容 | 側面からの突出、握り拳での骨頭の高さ |
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