学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §13 第5中手骨頸部骨折の固定 / QJ33A012
理由で解く 柔道整復師
第5中手骨頸部骨折は背側に凸の屈曲転位。背側に綿花(枕子)を当てて掌側方向へ押さえるので1が正しい。
この骨折は握りこぶしで打ちつけて起こることが多く、骨頭が掌側へ倒れ、骨折部は背側に突出する。整復はMP関節を約90度屈曲させ、基節骨を通して骨頭を押し上げながら背側から骨幹部を押さえる。固定でも同じ向きの力を保つ必要があるため、背側の突出部に綿花や枕子を置いて掌側方向の圧を加え、その上から副子で支える。骨突出部に副子が直接当たるのを防ぐ意味もある。肢位は手関節軽度背屈、MP関節屈曲位、PIP・DIP関節は軽度屈曲位とし、固定期間の目安はおよそ3〜4週である。
| 項目 | 適切 | 不適切 |
|---|---|---|
| 綿花・枕子 | 背側の突出部に当てる | 掌側だけに当てる |
| 手関節 | 軽度背屈位 | 屈曲位 |
| 固定範囲 | 前腕遠位〜DIP関節 | PIP関節まで |
| 固定期間 | 約3〜4週 | 2週 |
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