学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §7 定型的鎖骨骨折の診察および整復 / QJ33A003
理由で解く 柔道整復師
鎖骨は肩甲帯と体幹をつなぐ唯一の骨性の支柱。肩を動かせば骨折部にずれる力が加わるため、正答は4。
定型的鎖骨骨折は中1/3と外1/3の境界部に起こり、手や肘をついて転倒するなどの介達外力による発生が多い。骨折すると近位骨片は胸鎖乳突筋に引かれて後上方へ、遠位骨片は上肢の重さと大胸筋などに引かれて前下方かつ内方(短縮)へ転位し、階段状の変形を触れる。鎖骨は皮下のすぐ下にある浅い骨なので腫脹や皮下出血斑が現れやすい。患者は頭を患側に傾け、健側の手で患肢を支える特有の姿勢をとる。鎖骨下の血管・神経や胸膜が近いため、しびれ・冷感・呼吸苦の有無も確認する。
| 骨片 | 引く主な力 | 転位方向 |
|---|---|---|
| 近位骨片 | 胸鎖乳突筋 | 後上方 |
| 遠位骨片 | 上肢の重さ、大胸筋・小胸筋など | 前下方 |
| 全体 | 上記の合力 | 短縮(内方)・階段状変形 |
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