学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §17 各論(骨折) 下肢 / QJ32P086
理由で解く 柔道整復師
足の舟状骨は距舟関節をつくり、ショパール関節(横足根関節)の一員として足部の回内・回外に直接関与する。骨折すればこの運動が制限される。
舟状骨は距骨頭と3つの楔状骨の間に位置し、内側縦アーチの頂点を支える要石にあたる。距舟関節は踵立方関節とともにショパール関節を構成し、足部の回内・回外(内がえし・外がえし)の主要な運動軸となるため、体部が折れると疼痛とともにこの運動が制限され、荷重時痛が強く出る。内側の粗面(結節)部には後脛骨筋腱が付着し、ここは筋の牽引による裂離骨折が起こる部位で、体部骨折とは機序が異なる。血行が乏しく遷延治癒・偽関節や圧潰を起こしやすい骨でもあるので、疑ったら荷重を避けた固定を行い、医師の画像診断につなぐ。
| 第1ケーラー病 | 第2ケーラー病(フライバーグ病) | |
|---|---|---|
| 部位 | 足の舟状骨 | 第2中足骨頭 |
| 好発 | 幼児〜学童(男児に多い) | 思春期の女子に多い |
| 症状 | 足背内側の疼痛・跛行 | 前足部(中足骨頭部)の荷重時痛・腫脹 |
| 経過 | 比較的予後良好で自然修復しやすい | 骨頭の扁平化・変形を残すことがある |
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