学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §10 総論 評価・施術録 / QJ32P070
理由で解く 柔道整復師
SOAP の A は Assessment、日本語では「評価」。S と O を突き合わせて、今どういう状態にあるのかを解釈し、問題点をまとめる欄である。
SOAP は施術録を「情報 → 解釈 → 行動」の順で並べる書き方で、S(Subjective・主観的情報)は患者本人の訴えや受傷状況、O(Objective・客観的情報)は視診・触診・可動域・徒手検査・計測など施術者が確かめた事実を書く。A(Assessment・評価)はその二つを統合し、どの組織のどんな損傷か、経過は順調か、注意すべき徴候はないかを判断して記す。P(Plan・計画)は評価から導かれる行動で、施術方針、固定・後療の内容、生活指導や再評価の予定、医師への紹介の要否などが入る。SOAP の利点は、後から読んだ他者が同じ根拠を辿って同じ判断に到達できることにあるので、A には「なぜそう考えたか」の根拠を必ず書き添える。
| 項目 | 意味 | 書く内容の例 |
|---|---|---|
| S | Subjective/主観的情報 | 「昨日、階段で足をひねった」「夜間に痛む」 |
| O | Objective/客観的情報 | 外果前下方に限局圧痛、腫脹+、前方引き出しテスト陽性 |
| A | Assessment/評価 | 前距腓靱帯損傷を疑う、骨折を示唆する所見は認めない |
| P | Plan/計画 | 固定と冷却、荷重指導、3日後に再評価、疑わしければ医師へ紹介 |
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