学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 衛生学・公衆衛生学 ▸ §3 感染症 / QJ32P007
理由で解く 柔道整復師
帯状疱疹の病原体は水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV、ヒトヘルペスウイルス3型)である。
病原体は小さい順に、ウイルス<細菌<真菌<原虫<寄生虫(蠕虫)と並べて整理する。ウイルスは細胞構造をもたず、生きた細胞の中でしか増えられないため抗菌薬は無効で、治療には抗ウイルス薬を用いる。帯状疱疹は、幼少期の水痘(みずぼうそう)の後にVZVが脊髄後根神経節などに潜伏し、加齢・疲労・免疫低下をきっかけに再活性化して起こる。その神経が支配する皮膚領域(デルマトーム)に沿って、片側性・帯状に有痛性の紅斑と小水疱が出るのが特徴で、正中線を越えないことが診断の手がかりになる。治療が遅れると帯状疱疹後神経痛が残りやすいため、施術で来院した患者の体幹や背部に片側性の帯状の発疹と痛みを認めたら、施術を控えて速やかに医療機関への受診をすすめるのが適切な対応である。
| 疾患 | 病原体の種類 | 病原体名 |
|---|---|---|
| 帯状疱疹 | ウイルス | 水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV) |
| 足白癬 | 真菌 | 白癬菌(Trichophyton属) |
| トキソプラズマ症 | 原虫 | Toxoplasma gondii |
| マイコプラズマ肺炎 | 細菌(細胞壁を欠く) | Mycoplasma pneumoniae |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。