学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §5 呼吸器系 / QJ32A066
理由で解く 柔道整復師
気管支は主気管支までが縦隔にあり、葉気管支から先は肺門を越えて肺の中に入ります。したがって縦隔にないのは葉気管支で、これが答えです。
縦隔とは、左右の肺(正しくは縦隔胸膜)に挟まれた領域のこと。前は胸骨、後ろは胸椎、上は上胸口、下は横隔膜が境になります。ここに収まるのは、心臓と心膜、大血管(上大静脈・大動脈弓と胸大動脈・肺動脈幹)、気管と左右の主気管支、食道、胸腺、胸管、そして迷走神経・横隔神経・交感神経幹などです。判断の決め手になるのは肺門という境界。気管は縦隔で左右の主気管支に分かれ、その主気管支が肺門から肺へ入ります。肺に入った時点で分岐して葉気管支(右3本・左2本)になり、さらに区域気管支へと分かれていくので、葉気管支はすでに肺の中の構造です。「肺門が縦隔と肺の仕切り」と覚えれば、この種の問題は一発で処理できます。
| 縦隔の区分 | 主な内容 |
|---|---|
| 上縦隔 | 胸腺、腕頭静脈・上大静脈、大動脈弓とその枝、気管、食道、胸管、迷走神経・横隔神経 |
| 前縦隔 | 胸腺の下部、結合組織、リンパ節 |
| 中縦隔 | 心臓と心膜、上行大動脈、肺動脈幹、主気管支、横隔神経 |
| 後縦隔 | 胸大動脈、食道、胸管、奇静脈・半奇静脈、交感神経幹、迷走神経 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。